図書ログ

少女小説、少女向けライトノベル中心の本の感想ブログです。

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『仮面婚約のたしなみ 恋と使命の王妃就任!?』 麻木琴加

仮面婚約のたしなみ 恋と使命の王妃就任!? (角川ビーンズ文庫)
2016/02/27
著者:麻木琴加
イラスト:成瀬あけの
by ヨメレバ

【あらすじ】男装姿でヴァイス国王の専属騎士に任命され、女装姿で正式に求婚されてしまったルティアは、二重生活に限界を感じ、婚約者としての生活を終わらせようとするが……第3巻。(完結)

男装姿で専属騎士として、女装姿で婚約者としてヴァイス国王をお守りする令嬢ルティアの二重生活ラブコメディ完結巻。
楽しくて好きなシリーズでしたが、どう考えても前巻の時点でこれ以上の二重生活はもはや無理そうだったので、勢いのあるままキレイに終わって良かったです。
でも、作品のテーマ(?)である仮面婚約や男装生活が終わっても、両想いになってからの2人を見てみたいと思ってしまうのが人間……( ˘ω˘)
だって求婚を断られたり、実家に帰られたり、両想いになるまでのヒーローのヴァイス国王が不憫すぎるから…笑。

上着の前をはだけさせられて皆の前で女だとバレてしまうシーンは、ちょっと「ひえ…」となりましたが、皆から祝福されての大団円で良かったです。
ラッツめちゃくちゃ良い人だから幸せになってほしいw
クロードお兄さんも良い人でカッコよかったです。シリルはもうちょっと出てきてくれたら嬉しかったな。

←2巻の感想/完結
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『囚われの王子様は最凶でした』 香月沙耶

囚われの王子様は最凶でした (ビーズログ文庫)
2016/03/14
著者:香月沙耶
イラスト:蔦森えん
by ヨメレバ

【あらすじ】リッカの仕える王女ユージェニーの王太子である兄・サディアス王子が消えてしまった。兄を探すためユーリアン学園に編入したリッカとユージェニーだったが、兄は魔女によって違う姿に変えられているようで……

4人のヒーローの中から本物の王子様を探す人探し系の小説です。

4人のヒーローは全員、人間と魔物の間に生まれた<ダブル>という人外のヒーローで、ヒロイン・リッカだけが純粋な人間<シングル>という設定です。
人外<ダブル>は人間のことが襲い掛かりたいくらい大~好き、という逆ハーレムっぽい設定がありますが、ヒロインがヒーローたちを全力で拒否して話が進むので楽しく読めました。
めっちゃ突進してきたり、急に人格が変わったり、なかなかカオスな設定で面白かったです。

この巻でちゃんと兄王子を探し出して終わるんですが、1冊に詰め込みすぎて王子の出番が少なくて残念でした~。
人外ヒーローはどの人もカッコよかったですが、本物の兄王子が1番カッコよくて良かったです。
みんなでもう一度学園に戻ってからの、もう1冊が読みたいな~と思いました。

『夏子の冒険』 三島由紀夫

夏子の冒険 (角川文庫)
2009/03/25
著者:三島由紀夫

by ヨメレバ

【あらすじ】世の中の男がつまらなく、北海道の修道院に入ることに決めた夏子は、修道院に向かう道中、仇の熊を追いかける青年・井田毅に心を奪われ、彼の仇討ちに強引について行くが……

仇を討つためにとある熊を追いかける青年・井田と、好奇心で強引に井田について行くヒロイン・夏子の冒険小説。
仇を討つために熊を追いかける青年、という設定がすでに面白かったのですが、夏子を追いかける家族や新聞記者たちの珍道中が面白くて好きです。
設定は好みなのに何か足りないな~と思ったら、2人旅の胸キュンなシーンが足りなかった……。

2人旅の途中で恋の胸キュンなシーンがあるわけではないので、道中は中だるみを感じましたが、いよいよ熊が村を襲って来たラストシーンは怖くてワクワクしました。

最初の「仇を討つために熊を追っている」という井田の設定に私もワクワクしたので、最後の夏子の落胆がちょっとだけ分かりますw
熊以外眼中に無かった頃の井田の方が、カッコよくて私も好みだったな。

『烏に単は似合わない』 阿部智里

烏に単は似合わない (文春文庫)
2014/06/10
阿部 智里

by ヨメレバ

【あらすじ】急きょ病になった姉の代わりに登殿することになった「あせび」は、若宮の4人の花嫁候補と桜花宮で暮らすことになったが……

浜木綿が主役の少女小説ください!!

若宮様の花嫁候補4人が暮らす桜花宮(後宮のようなもの)でのミステリー小説です。
人間が鳥になったりとか世界観がかなり練られていて面白いです。基本的には女同士の戦いがメインです。

病にかかった姉の代わりに花嫁候補としてして登殿することになった、世間知らずの少女・あせび、男勝りな浜木綿(はまゆう)、高飛車な真赭(ますほ)、陰湿な美少女・白珠(しらたま)の4人の少女たちが若宮をめぐってバトルを繰り広げるけれど、当の若宮が式典などにもまったく姿を見せず……というストーリー。

以下ネタバレありの感想です。(反転もしくはクリックで表示)
普段は私もネタバレ全然気にしないのですけど、ネタバレ読まない方が楽しめるのではないかな~と思う作品です。

これ浜木綿が主役なら胸キュンな少女小説になるのになぁ(´・ω・`)と思いながら読了しました。
いえ、別に作者さんが胸キュンな少女小説を書きたいわけでも、読者さんが胸キュンな少女小説を読みたいわけではないのは分かるんですがw これ確かに少女小説読みは特にだまされますね! 大どんでん返しありの予想のつかないミステリーでした。
白珠やあせびの狂気の描写が怖かったです。
これ浜木綿が主役なら、かなりスカッとした後味だっただろうと思うとすごい。

特にずっとあせびを応援しながら読んでいたので、後味つらかったです。
後味、というか、若宮の辛らつな言葉がつらかったのかな。
なのでラストの若宮の浜木綿への告白シーンも、「え……出来レース……何……」と嫉妬してしまい、ちょっとモヤモヤ^^;
突然従順な女房になってしまった真赭も「えっそれで良いの?」とは思いましたが、ふっきれた真赭や、白珠と一巳にも救いがあって良かったです。特に白珠と一巳はエピソードも切なくて、本当に良かったです。


個人的には、浜木綿が主役の快活劇だったら好みだったのですが、たぶん「松本清張賞」という趣旨からずれてしまうのでw、ラストはちょっとモヤモヤしましたが、少女小説も別視点だとこうなるのかな~と思って楽しく読めました。

『階段坂の魔法使い やさしい魔法は火曜日に』 糸森環

階段坂の魔法使い やさしい魔法は火曜日に (角川ビーンズ文庫)
2016/01/30
著者:糸森環
イラスト:山下ナナオ
by ヨメレバ

【あらすじ】ジュディの勤めるLML郵便工房では郵便物が紛失する事件が度々起こるようになった。どうやら国営郵便局長の息子クリフと密漁と関係しているようだが……第2巻。

イケメン・ツンデレ・もふもふなヒーローがかわいい呪い系ラブコメです。2巻楽しみにしていました!

今回はヒロイン・ジュディの勤めるLML郵便工房で郵便事故が多発するようになり、その原因と犯人に関するストーリーです。
犯人の国営郵便局長の息子クリフはかなり救いようのないドラ息子だったけれど(そして父親も)、裏で糸を引いているエドモンドの方はヒーローのルイスにも関係ある呪いで悲しいワケありのようですね。
ルイスに化けたエドモンドを、ジュディがすぐに見破るシーンがとても良かったです。こういうシーンとても好きです…。

色々呪いにかかっている人がいるみたいなので、呪いが解けるまで続いてほしいなと思いますが、その前にラストの主役2人の手紙のやりとりがとても萌えたので、そろそろ正体をバラしてほしいです~!
それで、ヴィクターの正体が魔法使いルイスだって知ったジュディに、喜んでほしい!
リンの正体は……バレたら色々気まずいと思うけど……だってリンは可愛すぎるからw

でもルイスとジュディの呪いが解けたら、2人は普通の人間(?)に戻れるんだと思うけど、悪魔のような性格になる呪いを持って生まれたエドモンドの、呪いが解けても性格までは変わらないと思うのでどうなるんでしょう。切ないな。
呪いが解けたらキレイなエドモンドになるなら良いんですけどね…w

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