図書ログ

主に少女小説の感想置き場。

『宝石商リチャード氏の謎鑑定 天使のアクアマリン』 辻村七子

宝石商リチャード氏の謎鑑定 天使のアクアマリン (集英社オレンジ文庫)
2016/11/18
著作:辻村 七子
イラスト:雪広うたこ
by ヨメレバ

謎の多い宝石商リチャードと、リチャードの宝石店でバイトをする大学生・正義の宝石にまつわる短編集で、密かに今1番楽しみにしているブロマンスのシリーズです。
そろそろ主役2人がブロマンスの域を越えていきそうな気もする第3巻。(越えてほしい)

リチャードの過去を知る男の登場や、谷本さんの婚約などの事件があり、谷本さんとの恋やリチャードとの関係などが動き出しましたが、ワクワクというよりヒヤヒヤ…という感じです。
リチャードは思ったより単純で好意はだだ漏れみたいだし、谷本さんは思ったより難しい思考を持っているみたい。

リチャードの過去がわかったのは嬉しいけど、こんな風に他人から秘密をバラされるような形になってしまって複雑です。゚( ゚´д`゚ )゚。
でもこれは2人の愛のために必要な試練だから……(?)、正義によってリチャードが救われる日がくると信じて続きを待ちます。゚( ゚´д`゚ )゚。
母親の公認も得たことだし、正義には絶対がんばってほしい…TT

でもいくら正義でもどこにいるか分からないリチャードを外国まで追いかけて行くことは出来ないだろうな~と思っていたら、4巻の予告で外国に飛んでいて笑いました。とっても楽しみです。
リチャードの「プリンス」っていうのはどこまでのプリンスなんだろう。師匠も出てくるのか気になります。
とにかくリチャードは早く戻っておいで~~。゚( ゚´д`゚ )゚。

短編集なのに短編の感想が全くないんですけれども、ラストのショックで私はすべてを忘れた……。

『オーダーは探偵に 謎解きだらけのテーマパーク』 近江泉美

オーダーは探偵に 謎解きだらけのテーマパーク (メディアワークス文庫)
2016/04/23
著者:近江泉美
イラスト:おかざきおか
by ヨメレバ

【あらすじ】犯行予告があって混乱しているテーマパーク・ドリームキングダムの事件を解決して欲しいと翠子から頼まれた悠貴と美久。翠子のために、美久は1日デート券を使って、悠貴に一緒にドリームキングダムに行ってもらうことにするが……第7巻。

高校生探偵と女子大生の喫茶店ミステリー7巻。
楽しみにしているシリーズです。面白かったー。
今回の舞台はテーマパーク。
悠貴、デートに向いてないw

犯行予告の真犯人は意外な人物、そして純愛な顛末でビックリしました。というか私はいまだに翠子と聖を全然信用していないので、翠子の自演だと思って読んでいたわホホホ……(^^;
碧子も聖も楽しいキャラなので、つい信用しそうになるのですが、私の中ではまだ、映画だと良い奴になるジャイアンみたいなイメージなので……(?):;(∩´﹏`∩);:
信用できなさとは別に、聖は魅力的で好きなキャラクターなので、今後、悠貴と聖の過去がほどけていくのを楽しみにしています。
最後に悠貴に一歩踏み込んだ、美久の決意がとても良かった~。次巻も楽しみ。

←6巻の感想[オーダーは探偵に]感想一覧/-

『金物屋夜見坂少年の怪しい副業 -神隠し-』  紙上ユキ

金物屋夜見坂少年の怪しい副業 -神隠し- (集英社オレンジ文庫)
2016/05/20
著者:紙上ユキ
イラスト:宵マチ
by ヨメレバ

金物屋・夜見坂少年の2巻です。怪しい副業は「まじない屋」です。

日本によく似た王政の帝国の明正時代、というオリジナルの時代設定ですが、"開治の改新"から70年後の、現実の大正時代を感じさせるほんのり怪奇小説で面白いです。

1巻で出て来た医学生・千尋と組んで、消えた花嫁の行方を捜す「神隠し」と、戦死した兄を呼び出そうとする母と止めようとする弟の「反魂香」の中編2本立て。

1話目は、キャラ小説っぽい作りで、千尋さんに懐く夜見坂少年や、夜見坂少年の戸籍上の息子が出てきたり、彼の少年らしい可愛いところがたくさん書かれていて楽しかった!

2話目は、武家に生まれた兄弟の、戦死した兄からのメッセージを中心に、国の為に命を捨てるのが当たり前だと思っていた弟・葉月に、母と兄が選択肢を投げかけるというお話。こちらには千尋さんは出てこず。
この話では弟の選択の結果は出てこないのですが、兄の穏やかな性格や、3人目の依頼者の登場によって、不思議な読後感のお話になっていて好きです。

個人的には、弟の葉月くんは、この話の後、そのまま武官学校へ進むのではないかと思います。
学校で先生や周りの生徒の話を聞きながら、兄や母、行者の円山の言葉がいつも頭から離れないのでしょう。
それで、最終的には生きてお母さんの元へ帰って来れると良いなあと思います。

『かくりよの宿飯 あやかしお宿に美味しい肴あります。』  友麻碧

かくりよの宿飯 五 あやかしお宿に美味い肴あります。 (富士見L文庫)
2016/11/15
著者:友麻碧
イラスト:Laruha
by ヨメレバ

【あらすじ】折尾屋から銀次を取り戻すため、100年に一度海からやってくる海坊主の料理を担当することになった葵は……第5巻。

3巻のラストで銀次と葵がさらわれてから続いていた、天神屋のライバルお宿・折尾屋編の完結編でした。
面白かったー!所々で涙が出ました。
しかし大旦那様の出番は少なすぎて、銀次さんにグラッときてしまいました。
あとがきで次巻から大旦那様が活躍すると書かれていたので、次巻にも期待…。

100年に1度、海からやってくる海坊主に供えるため、<蓬莱の玉の枝>や<天狗の秘酒>、おもてなしの料理<海宝の肴>などを用意するために葵たちが走り回るストーリーです。
海坊主をもてなす料理を担当することになった葵ですが、雷神の暇つぶしのために味覚が失われる呪いをかけられ、味覚を失ってしまいます。

味覚を失った葵のために銀次さんが料理を作ってくれるシーンや(なるほど食感~)、チビ大活躍の海坊主との宴会のシーンがとても好きです。。゚( ゚´д`゚ )゚。
ラストで折尾屋と天神屋が協力体制になるシーンは、やっぱりライバル同士はこれだ~!と熱くなりましたし、幼い頃の葵の元へご飯を運んでくれたあやかしの正体や、銀次さんと乱丸の和解も解決して、とにかく盛りだくさんでとにかく楽しい1冊でした。
折尾屋編が思ったより早く解決してくれてありがたい~。気になって待ちきれなかったので!

←1~3巻の感想[かくりよの宿飯]シリーズ感想一覧/-

『ぼんくら陰陽師の鬼嫁』 秋田みやび

ぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)
2016/09/15
著者:秋田みやび
イラスト:しのとうこ
by ヨメレバ

【あらすじ】アパートが火事になり、住む所もバイトも失った身寄りの無い女子大生の野崎芹は、公園で出会った陰陽師の北御門皇臥と、衣食住の保障と引き換えに籍を入れるが……

住む所とバイトを失った身寄りの無い女子大生・芹が、衣食住のためにぼんくら陰陽師・皇臥の元へ嫁ぐというストーリー。
けっこう怖い!

夫となる陰陽師の北御門皇臥が、通販で退魔グッズを買ったり、そもそも北御門皇臥がペンネームだったりして、ほっこりギャグ系かと思って読んでいたんですけど、途中から怖くなってきて夢に出てきそうでした。
首が、ごとん…ごとん…って帰ってくるあたりから……。

皇臥のぼんくらぶりがバレしまって、何となく私たちの胃まで痛くなる2章をこえれば、ミステリー要素や陰陽道要素、ホラー要素や感動要素もありで面白かった~。
おじいちゃんとおばあちゃんの深い愛情に涙。
式神たちがちゃんと護ってくれて、可愛くて、もしや皇臥はぼんくらではないのでは…(かっこいいのでは…)、と思わせるところも良かったw

『千早あやかし派遣會社 二人と一豆大福の夏季休暇』 長尾彩子

千早あやかし派遣會社 二人と一豆大福の夏季休暇 (集英社オレンジ文庫)
2016/07/20
著者:長尾彩子
イラスト:加々見絵里
by ヨメレバ

【あらすじ】昼間は普通の派遣会社、夜は妖怪向けの派遣会社「千早派遣会社」でアルバイトをしている女子大生・由莉のあやかし短編集。第2巻。

千早紫季だきしめたい……

妖怪向け派遣会社「千早あやかし派遣会社」でアルバイトをしている女子大生の由莉と、わけありの社長・千早のあやかし短編集2巻。
1巻も良かったけど、今回は1巻より面白かったです。というかめちゃくちゃ好みの展開でした。
読者に親切な指輪と分かりやすい瞳のせいで、本人否応なしに恋を自覚させられた上に、読者にバレバレなの愛おしすぎない…。最高。

1話目は、夜になると妖怪「寝惚堕(ねぶとり)」の姿になってしまう由莉の友人・優奈が、目の見えない少女・美羽の話相手にあるという話。
このお話もとても良かったけど、最後に突然ムキムキマッチョに変身するミノタウロス柏木で全てが持っていかれた気がするw
ミノタウロス柏木に対する美羽ちゃんの冷静なツッコミが面白かったです。

2話目は、除霊をお願いされた3品を、由莉と千早と豆大福でそれぞれ除霊を試みるというもの。
この話で、千早が由莉の指にはめてしまった指輪が、千早が由莉に対して恋をしないと外れないという指輪で……。
この読者に親切な指輪が今回いい仕事をしてくれました。

3話目は、指輪が外れないまま。千早と因縁のあるキツネの妖怪が出てきて、千早の生い立ちが明かされます。
この話で主役2人の恋が動き出すのですが、この後の千早の態度がもう最高&最高でした。
こういうの大好きで……。千早紫季抱きしめたい……。ぎゅー。

面白くなってきたので3巻がとても楽しみ~。

←1巻の感想[千早あやかし]シリーズ感想一覧/-

『かくりよの宿飯 1~3巻』 友麻碧

  
【あらすじ】亡くなった祖父の借金の形に、鬼に嫁ぐため妖怪の世界<隠世(かくりよ)>に連れて来られた葵。納得のいかない葵は、鬼の宿<天神屋>のはなれで借金を返すために食事処をはじめるが……。

亡くなった祖父の借金の形に鬼の嫁にされそうになったヒロインが、借金を返すべく妖怪向けの食事処を開くあやかし飯テロ小説です。面白かったー!

最初は人間に冷たい妖怪たちが、食事を共にするうちに打ち解けていく展開がとても良いですし、鬼の大旦那様とヒロインの葵のささやかな恋愛もたまらないです。キャラクターのイラストも素敵なので、表紙でしか見られなくて残念。白夜さん可愛い…。
仲違いした妖怪の仲をとりもつために一緒に料理をするという場面が何度があるんですけど、私は特にそういうシーンがとても好きです。
大旦那様は1~3巻にかけてどんどんデレて可愛くなっていくんですけど、葵はもうちょっと素直になりましょうね~~。

食事処を優しく支えてくれる銀次さん、祖父の史郎、番頭の暁などなど大旦那様以外の男性キャラもとても魅力的でした。小物系の妖怪も可愛い~。
幼い頃に会った妖怪の謎、金髪の少女の謎など伏線が張られていて、続きが気になります。
そして私は毎回カレーが食べたくなります。

以下3巻のネタバレ感想です。(反転またはクリックで表示)

3巻のラストで以前から怪しかった、金髪の少女と、銀次さんについての事件が起こりましたね。
金髪の少女め……幸運を運んでくれると信じていたのに裏切られましたw
銀次さんのことはちょっと疑っていましたけど、逆に自分の意思で裏切ったわけじゃなくてホッとしました。
ただでさえ大旦那様の出番が少ないので、あまり長引かずに、葵には早く折尾屋の胃袋をつかんで帰ってきて欲しいなと思います。╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ
黄金童子を相手に大旦那様がどういう風に動くのかも楽しみですね。
あわよくばこの事件をきっかけに、幼少期の妖怪の謎や、大旦那様との恋の進展がありますように…(=人=)


[かくりよの宿飯]シリーズ感想一覧5巻の感想→

『金物屋夜見坂少年の怪しい副業』 紙上ユキ

金物屋夜見坂少年の怪しい副業 (集英社オレンジ文庫)
2015/11/20
著者:紙上ユキ
イラスト:宵マチ
by ヨメレバ

【あらすじ】先代から呪い屋を受け継いだ夜見坂少年は、賀川男爵家から解呪の依頼を受けた。日に日に弱っていく長男の呪いを解いて欲しいと言われ、渡された呪いの人形には「四月十日」を書かれており…

表紙の夜見坂少年がとてもかわいい。本業は金物屋で、タイトルの副業がまじない屋です。オカルトの入ったライトミステリー短編集です。
夜見坂少年は、本編では迷える人の悩みを解決する道先案内人のような役割をしています。
ミステリアスで説教くさいけれど、人情深い掴み所のない少年でした。
夜見坂少年と千尋の関係は結構好き。男性コンビものでは無かったのでちょっと残念。コンビ組んでほしいですw

短編3つの話は、全て家族関係のもつれが原因でしたが、家の中で起きた事件は泣き寝入りで終わることが多いので、そういう迷える人を導くというテーマでもあるのかも。救う方法は何でもありでした。(専門家に依頼したりする)

『宝石商リチャード氏の謎鑑定』 辻村七子

宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)
2015/12/17
著者:辻村七子
イラスト:雪広うたこ
by ヨメレバ

【あらすじ】道で酔っ払いにいじめられていたイギリス人リチャードを助けた正義。日本で宝石商を営んでいると言うリチャードに、祖母のかたみの指輪の鑑定を依頼するが……

デビュー作『螺旋時空のラビリンス』で私たちを感動の渦に席巻した辻村先生の2作目は、ややBL風な宝石にまつわるライトミステリーでした。
年末年始にかけて私の中でこのリチャード氏が大ブレイクを起こしていました…。

BL小説ではないのですが、表紙の男2人の関係が思った以上に萌えてニヤニヤしながら読みました。
リチャードの褒め言葉に弱いところとか、ヤキモチ焼きなところが可愛いんですよねぇ。
しかも冒頭で颯爽と自分を助けてくれた正義に恋に落ちてしまったのかと思うと……うっ…可愛い;;;リチャード氏チョロすぎでは;;;;と私の中の腐女子が萌え転がっていました。

正しいか正しくないかだけでは測れない色々な事情を持った依頼人の話がメインで、どれも後味の良い話で面白かったです。
石マニアのゴルゴ谷本さんも良い味だしてました。
しかし正義に恋の相談をされた時のリチャードの反応が毎回かわいそうすぎるので、谷本さんにはいつまでも正義とリチャードの恋を見守って欲しいです。
あ、でも、石マニアの谷本さんとリチャードの会話も見てみたい気もします。

ロイヤルミルクティーと言えば学生の頃、友人のアパートに遊びに行った時に、作中に出てくるような、お鍋で煮込むミルクティーをよく淹れてくれたのを思い出しました。
あのお鍋で煮込むタイプのミルクティーを、ロイヤルミルクティーと言うんですね。やはり友人も紅茶に対するこだわりを語っていたような気がするんですが、すっかり忘れていました。
ロイヤルミルクティー過激派って言い方が可愛いです。
とても好みの小説だったので、続編が読めると良いなぁと思います。

『千早あやかし派遣會社』 長尾彩子

千早あやかし派遣会社 (集英社オレンジ文庫)
2015/12/17
著者:長尾彩子
イラスト:加々見絵里
by ヨメレバ

【あらすじ】美人で頭も良いが貧乏な女子大生・由莉は、大学で見つけた時給2,000円・まかない付きという破格の求人につられて「千早派遣会社」に面接に行く。しかし、その会社は「妖怪派遣会社」で……

わあああ黒護摩ーーー!!!会いたかったよ~~。゜(゜´ω`゜)゜。

大好きな長尾先生&加賀見先生コンビの新作はオレンジ文庫のあやかし物です。
現代の吉祥寺を舞台に、昼間は人間の人材派遣会社、夕刻から妖怪専門の派遣会社になるというあやしい派遣会社でバイトをすることになった女子大生・由莉と、派遣会社の怪しい社長・千早と、派遣会社に来るわけありの妖怪たちのお話です。
表紙のように、吊るし雛といわく付き和風雑貨いっぱいの職場風景がとてもステキです。

面白かった~。千早紫季かわいいです。特に口調が好きです、中性的な名前も似合っていて可愛い。センスないところもポンコツな所も可愛いです。性格悪いところも小物なのか大物なのか…w
お話の中では猫又の話と、動じない三人衆の話が好きでした。

作者さんの『うさぎ姫の薬箱』シリーズが大好きだったので、黒護摩や玉兎堂が物語に出てきて嬉しかったです。黒護摩会いたかったよ~~。゜(゜´ω`゜)゜。
咲良と火夏も生きてないかな~と期待したけれど、そういえば2人は平安時代の人間だった…w
2人の没後も1000年以上も玉兎堂と忌部家を見守ってきたと思うと今回の黒護摩には貫禄すらある…。

尾行という名の初デート(?)は2人の衣装がちぐはぐで、せっかくの相合傘も由莉のギャル風な変装のせいでマヌケなものになってしまいましたが、2人の関係も可愛いのでぜひ続いてほしいです。

[千早あやかし]シリーズ感想一覧2巻の感想→

『犯罪共鳴 壊兎2 兎の信奉者』 北山大詩

犯罪共鳴 壊兎 (2) (富士見L文庫)
2015/03/13
著者:北山大詩
イラスト:清原紘
by ヨメレバ

【あらすじ】突然に理性を失くしカッターやナイフを振り回す殺傷事件が街を騒がせていた。ある街での騒動をきっかけに、更紗は犯人から目を付けられてしまい……第2巻。

唐突に2巻で完結と聞いていて読むのを躊躇していたんですが、読んだらやっぱりとても面白かったです。すごく好きな小説だったのに残念すぎます。

特に2巻は主役2人のラブ度も上がってとても良かったです。
願わくば、海斗がアキ姉の呪縛から開放されて更紗を選んで歩んでいく所まで見たかった。残念です。

伏線回収についてですが、アキ姉と海斗の決別シーンは1巻のプロローグに、海斗と陸斗の父親殺しのシーンは2巻のプロローグにありますね。
アキ姉が現在どうしているかも、一応今回の犯人の動画から分かりましたし、更紗のトラウマとなった3年前の事件についても、今回真相が分かりました。
タナトスについては2巻のラストで、タナトスが女性として日常に入り込んでいる可能性が示唆されたので、あまり喋らない花の香りのする怪しい女性がいないか1~2巻を読み返して見ましたが、見つからず。
氷雨に薬の入った紅茶を飲ませた雪穂が怪しいと思いましたが、榊と恋仲なのでさすがにそれはないかな。2人ともフォロワーズで、氷雨を見張っている役なのかも。

ここまで伏線が回収してあれば、あと1冊あればタナトスとの決着がつけられそうな感じだったので本当に残念でした。私の周りではすごく評判良いのにな~(T-T)。
こういう主役2人が事件に巻き込まれるうちに恋愛関係になっていくミステリーを、また読みたいです。

←1巻の感想

『オーダーは探偵に 謎解きは舶来のスイーツと』 近江泉美

オーダーは探偵に 謎解きは舶来のスイーツと (メディアワークス文庫)
2015/09/24
著者:近江泉美
イラスト:おかざきおか
by ヨメレバ

【あらすじ】喫茶店「エメラルド」にイギリスの交換留学生ダニエルがやって来て……第6巻。

ダニエルは国に帰って、どうぞ。

は~~~~ダニエル腹立つ~~~!!!!!(本音)
ダニエルにもすごく重要な事情があるのかもしれないけど、美久が許しても私と悠貴が許さないわ!(;`皿´)
ダニエルなんか美久に惚れる呪いにかかってしまえ…(キ▼_▼)

開幕3行ダニエルへの呪いからはじまってしまった。ダニエル好きな方はごめんなさいね。
今回は喫茶店「エメラルド」に交換留学生のダニエルという男の子がホームステイするお話で、このダニエルと言う少年が、聖とは別な意味で美久を攻撃してきます。
聖ももしかしたら美久のこと馬鹿にして利用しているだけかもしれないけど、でもダニエルみたいに金銭詐欺までするのは人としてドン引きです。
逆に悠貴くんは最近美久に対してやさしく可愛くなってきていて、風邪をひいた悠貴くんと美久ちゃん最高だったし、騙された美久を傷付けないように守る悠貴くんはホント王子様だった。ダニエルなんていらなかった。
今度は悠貴の家庭の事情が出てくるようで、聖のことも含めて続きが楽しみです。

←5巻の感想[オーダーは探偵に]シリーズ感想一覧/-

『降霊会の夜に謎解きを 執事と令嬢の帝都怪奇録』 長岡マキ子

降霊会の夜に謎解きを 執事と令嬢の帝都怪奇録 (富士見L文庫)
2015/07/15
著者:長岡マキ子
イラスト:カイ
by ヨメレバ

【あらすじ】半年前に使用人共々一家を惨殺された元伯爵令嬢の薔子は、生き残った執事の統真と共に、犯人を探すために探偵業を営んでいるが……

明治時代の華族という設定の小説で、これはとても好みの小説でした!大好きです。
普段は口が悪いけど、幼い頃から一途にお嬢様を愛している執事が好きな方にとてもオススメです。

とにかく執事・統真とお嬢様・薔子の愛情を感じるシーンが全部好きです。
どのセリフもめちゃくちゃキュンキュンします。ほっかむりで駆け付けて来るシーンすらカッコ良すぎてもうどうしたら…!
謎解きの部分はかなりオカルトでしたが(石に触ったら記憶が蘇ったりしますw)、私はお嬢様と執事の関係に萌え転がったので、大満足です。
景虎は花霞とお幸せにね。(てきとう)

とはいえオカルトの部分も私は好きです。
こうやって幽霊が真相を語ってくれるのは親切だし、色々な人の視点で人間関係が読めるのが面白かったです。
(薔子と踊った方の)金髪の仮面は、統真であって欲しくはないけれど、半年前の13人殺しの時に統真にお父さんやお兄さん(お母さんも??)の霊が降霊してしまった可能性もあるのかも…。普段は統真の人格なんだけど、時々降霊するみたいな感じで。
でも別人なのが一番良いので、続編出ると良いなぁと思います。
それ以上に2人の関係が大好きすぎて、もっと読みたいです。

これは良い執事ものでした。
好みだけで言ったら、今のところ今年の私の1番かな。(管理人は執事が大好き)

『オーダーは探偵に』4・5巻 近江泉美

オーダーは探偵に 謎解き満ちるティーパーティー (メディアワークス文庫)
2014/06/25
著者:近江泉美
イラスト:おかざきおか
by ヨメレバ

【あらすじ】悠貴から呼び出され、慧星学園の制服を着て潜入した美久。悠貴の代わりに「エメラルドの探偵」として、学園祭の脅迫事件を解決することになり……第4巻。

内舘くん推せる。

高校生探偵と女子大生の喫茶店日常ミステリー第4巻。
1~2巻は日常系ミステリーでしたが、3巻以降は大掛かりな事件が起こるようになって面白くなってきました。
今回は悠貴が生徒会副会長をつとめる高校の学園祭を舞台に事件が起こるストーリーです。
面白かった~!
学園編ということで外野も多くて恋愛的なイベントもいつもより多めでニヤニヤしました。
悠貴くんの壁ドンもときめいたし、さわやかな体育会系年下少年・内舘くんも捨てがたい…。
エピソードは、化学室の机に食べ物の絵が描いてあった、須藤くんと志穂ちゃんのエピソードが好きです。
ピアノが原因で仲違いしていた七里兄妹のエピソードもぐっと来ました。最後に仲良くなれてて良かった。
1つ1つのミステリーはほっこり出来るトリックでしたが、それに比べて最後の犯人が最低すぎてw 面白かったです。


オーダーは探偵に 季節限定、秘密ほのめくビターな謎解き (メディアワークス文庫)
2015/03/25
著者:近江泉美
イラスト:おかざきおか
by ヨメレバ

【あらすじ】悠貴と美久が不在の喫茶店エメラルドに依頼人が現れる。スズと名乗る少年と、俳優の藤村健作、そして藤村の子供だと名乗る栄子。探偵が帰ってくるまで、3人が喫茶店を手伝ってくれることになり……第5巻。

高校生探偵と女子大生の喫茶店ミステリー第5巻。
前半は悠貴不在の喫茶店「エメラルド」に聖が入り込む展開でハラハラしましたが、それは序の口で、聖に振り回されっぱなしの1冊でした。
聖の目的が分からず、ページをめくりながら、ザラリとした不安を感じながら読みました。
美久と一緒に「聖が一番あぶない」「信用できない」と思いながら、最後にはなんとなく信用したくなってしまう、不思議な魅力のキャラクターですね。
でもそろそろ悠貴がかわいそうになってきたので、早く解決すると良いですねw

話の中では「ハニートースト」の藤村さんがパパからダディに変わる瞬間がカッコよかったです。
あ、でも、追っ手に追われた美久を悠貴が助けに来るシーンが一番カッコよかったです♡(笑)

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『オーダーは探偵に グラスにたゆたう琥珀色の謎解き』 近江泉美

オーダーは探偵に グラスにたゆたう琥珀色の謎解き (メディアワークス文庫)
2013/11/22
著者:近江泉美
イラスト:おかざきおか
by ヨメレバ

【あらすじ】暴走系女子大生・美久とドS高校生探偵・悠貴、喫茶店の優しい店長・真紘による喫茶店ライトミステリー第3巻。

暴走女子大生とドS高校生探偵の喫茶店ミステリー3巻です。
実はこのシリーズは2巻で読むのやめていたのですが、「3巻からが面白い」と聞いてまた読み始めました。
相変わらず表紙が毎回素晴らしい~;;
1~2巻までは美久の就活編、3巻からは悠貴の過去編になるようで、ストーリーも恋愛も動き出して面白かったです。
あ、あれ、暴走女子大生の美久が、く、空気を読んでいる!?ような。

「ハーブティー」では花いっぱいの庭に残された想いに泣いてしまいましたが、最後に「えっ!?新しい恋人と歩き出すんじゃないの!?」と面食らいw

美久が大ピンチになる「アイリッシュ・コーヒー」の逃走劇・誘拐ゲームはハラハラしながら読みました。
とりあえずセイが犯罪者じゃなくて良かった~。
セイと美久の逃走劇が面白かったので、なんとなく憎めないキャラなんですよね。
個人的にはセイ→美久←悠貴の三角関係になって欲しいけれど、悠貴はまっぴらごめんだろうなw

←2巻の感想[オーダーは探偵に]シリーズ感想一覧4巻の感想→