図書ログ

主に少女小説の感想置き場。

『千早あやかし派遣會社 二人と一豆大福の夏季休暇』 長尾彩子

千早あやかし派遣會社 二人と一豆大福の夏季休暇 (集英社オレンジ文庫)
2016/07/20
著者:長尾彩子
イラスト:加々見絵里
by ヨメレバ

【あらすじ】昼間は普通の派遣会社、夜は妖怪向けの派遣会社「千早派遣会社」でアルバイトをしている女子大生・由莉のあやかし短編集。第2巻。

千早紫季だきしめたい……

妖怪向け派遣会社「千早あやかし派遣会社」でアルバイトをしている女子大生の由莉と、わけありの社長・千早のあやかし短編集2巻。
1巻も良かったけど、今回は1巻より面白かったです。というかめちゃくちゃ好みの展開でした。
読者に親切な指輪と分かりやすい瞳のせいで、本人否応なしに恋を自覚させられた上に、読者にバレバレなの愛おしすぎない…。最高。

1話目は、夜になると妖怪「寝惚堕(ねぶとり)」の姿になってしまう由莉の友人・優奈が、目の見えない少女・美羽の話相手にあるという話。
このお話もとても良かったけど、最後に突然ムキムキマッチョに変身するミノタウロス柏木で全てが持っていかれた気がするw
ミノタウロス柏木に対する美羽ちゃんの冷静なツッコミが面白かったです。

2話目は、除霊をお願いされた3品を、由莉と千早と豆大福でそれぞれ除霊を試みるというもの。
この話で、千早が由莉の指にはめてしまった指輪が、千早が由莉に対して恋をしないと外れないという指輪で……。
この読者に親切な指輪が今回いい仕事をしてくれました。

3話目は、指輪が外れないまま。千早と因縁のあるキツネの妖怪が出てきて、千早の生い立ちが明かされます。
この話で主役2人の恋が動き出すのですが、この後の千早の態度がもう最高&最高でした。
こういうの大好きで……。千早紫季抱きしめたい……。ぎゅー。

面白くなってきたので3巻がとても楽しみ~。

←1巻の感想[千早あやかし]シリーズ感想一覧3巻の感想→